総角(あげまき)結び
房を作る上で最もポピューラーな飾り結びの総角結びをご紹介します。
総角結びは飾り結びの基本中の基本で実際に多くの場面で使われています。
神社仏閣の幕に付いている房、提灯の房、大相撲の土俵の屋根から下がる房もそうです。
気を付けて見てみれば目にする房の多くは総角結びを使った房がほとんどではないかと思います。
そんな総角結びにも2種類ありまして、結びの中央部分の形(結び目)が入形のものと人形の物とがあります。
普通一般にはほとんどが入形の結びですが、武具に関しては人形が使われています。
総角結びを見る機会がありましたら入形が人形か確認してみてはいかがでしょう。
ちなみに動画の結びは“入形”の総角結びです。
結び方には人それぞれクセがありますので、あくまで参考程度に見て下さい。